みなさんこんにちは、いくママです。
緊急事態宣言下で少しズレこんでいる学校もあるようですが、夏休みが終わり、二学期に突入致しました。
そろそろ受験も本格的なムードを醸し出してくる頃ですね。
確約、模試、偏差値、そして内申・・・。
色々気になることは多いですが、塾なんかでよく言われるのが「過去問」の取り扱い方。
直前過ぎてもやりきれずに終わってしまうし、だからと言ってこんな時期からやり始めるの??
今日はその「過去問」の取り扱いについて思うことをお話します。
志望校の過去問は早めに準備されることをオススメします↓
開智高等学校(第1回・第2回)(2022年度用) 5年間スーパー過去問 (声教の高校過去問シリーズ)
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栄東高等学校(第1回・第2回)(2022年度用) 4年間スーパー過去問 (声教の高校過去問シリーズ)
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過去問の効果的な回し方について
二学期になったら着手しよう! 決して早過ぎません
二学期になったらすぐに過去問を回し始めましょう。
え、まだ受験は半年も先だよ? 早くない?
と思う人もいるかもしれませんね。
でもこの時期からで丁度良いんです。
過去問は直前期に根を詰めてやるものではありません。
そもそも過去問はその名の通り、「過去の試験問題」となります。
つまり、「既に一度出てしまっている問題」ということなんですよ。
だから、言ってしまえば「もう二度と試験本番で出ることはない問題集」という事になります。
これ、なかなか衝撃的な言葉ですよね。
出ないとわかっている問題を、何も直前に取っておく必要はないんです。
しかも懇切丁寧な解説が載せられている昨今の参考書と違い、過去問の解答解説はとてもシンプルで簡素。
とても参考書代わりに使えるようなシロモノではありません。
でもじゃぁ「もう二度と試験本番に出ることはない問題集」だから、やる必要はないのか?
そう言われると、やっぱり「否」なんですよね。
過去問は過去問として非常に重要な受験ツールとなっているわけなんです。
じゃぁどういう風に使用するのか?
一言で言ってしまえば、
「試験本番を模して実際に問題を解いて、点数を確認する」
為のものだと考えて頂ければと思います。
そのまんまですね。
現状のご自身、もしくはお子さんが試験を解いたら、どれ位の問題を解くことが出来るのか。
時間配分は?
どの問題から解く?
そういった事の実践練習が出来る場になります。
今までの勉強は受験問題を解けるようにするために一般的な解法を頭に詰め込んでいた状態ですが、その知識を各志望校の問題の出し方に合わせて磨き上げていく作業をする為のツールが過去問となります。
「じゃぁ結局、直前の方が良いんじゃないの? 」
と思う人も居るでしょう。
堂々巡りです・苦笑。
過去問はあくまで本番を模す実践練習の場ですが、当然解けない問題も存在しますよね。
それを解答解説を丁寧に読んだり、他参考書を参考にしながら類似問題を解き込んで定着させたり、派生する問題例を考えたりすることで、より実践訓練を積む作用も担っています。
これ、とっても時間のかかる作業なんですね。
実際に時間を割り当ててみましょう。
試験問題を解くのが3教科で
1時間×3教科=3時間。
(5科目だともっと必要になります)
その後に更に自分が解いた問題の丸つけに30分。
そこからやることは、
① 丸付けした答案からわからなかった問題を抽出する作業。
② 知識の抜けの確認、類似問題をさらって知識の定着をはかる作業。
③ 一定期間時間を置いて知識が定着したか再テストして確認。
③で定着してないことがわかれば、もう一度①に戻ってやり直します。
もう学校は始まってしまっていますから、平日は学校。
そして学校の宿題、通っている方は塾やその宿題。
秋は文化祭や運動会、そして高校の学校説明会、模試等イベントも盛り沢山・・・これらの合間を縫ってこの過去問と向き合わなければなりません。
1校1年度分を土日で解いたとして、翌週の平日はその解答や解説の読み込みや類似問題の検索、知識の定着確認で終わってしまうでしょう。
そうすると1週間で1校1年度分がやっと。
現在が9月の第1週だと考えて、年末までは16週位でしょうか。
1校の過去問が1冊に4年度分入っていたとして、
1週目・1校1年度目
2週目・1校2年度目
3週目・1校1年度目 再確認(解けなかった問題が定着しているか)
4週目・1校2年度目 再確認
で一ヶ月です。
この要領で4年度分全部終わるのは2ヶ月。
私立と公立1校ずつ受ける予定なら4ヶ月でちょうど16週ですね。
考えてみるとなかなかタイトなスケジューリングだとは思いませんか?
いくママ家が実際に行った過去問演習
いくママ家は、秋頃から過去問を回し始めました。
4年度掲載の学校が主流でしたが、中にはもう少し年度の古いものが入っている学校もありましたが、一律4年前のものから始める事に致しました。
やり方は前述した通りですが、必ず最後に解けるようになるまでしつこくやり続けました。
過去問をやり込んでくるとやり込んだ過去問の数が多くなって、リトライする数が膨大になっていきます。
北辰テストの勉強法と通じるものがありますね笑。↓
☆北辰テストで偏差値55を超えたい方必見 〜55は頑張れば到達出来るラインです! 〜
☆北辰テストで偏差値60を超えたい方必見 〜60は本人の努力と対策が不可欠! 〜
ただ、しつこくやればやる程、効果はありますよ!
最後の方になってくるとやり直す方が多くなってきて本当に大変でしたが、何とかやり遂げました。
それが出来たのはきっと、この時期から過去問を始めていたからだと思っています♪
まとめ
前述したように過去問は「もう二度と試験本番で出ることはない問題集」であります。
しかし、その過去問を制す事によって確実に合格に近づくことが出来ます。
上手に活用して、合格に一歩も二歩も近づけて下さいね♪
応援しています。
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