読書をすると本当に頭が良くなるの? いくママがこの問いに答えます!

勉強法

今や文武両道の才女として有名な芦田愛菜ちゃん。

まなちゃんはとても小さな頃から無類の読書好きで有名でしたね。

 

何かのドキュメンタリーで観たのですが、芦田愛菜ちゃんの読書幅は本当に広く、童話や物語といった王道から図鑑や辞書といった類いのものまで、ありとあらゆるものを読むと伺いました。

幼稚園生位のまなちゃんが嬉々として人体の図鑑を解説する映像を観て驚いた記憶があります。

 

また、芦田愛菜ちゃんは書籍も発行していますね。

これを参考に読書する方もいらっしゃるのではないでしょうか。

(いくママ娘もこちら、読みました^^)

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今や何となく「王道」となりつつあるこの、

「読書をすると頭が良くなる」

と言う論理が果たして真実かどうか。

 

今日はその事について思うことがあったので、いくママ娘の現状をお話しながら存分に語らせて貰いたいと思います^^

 

 

 



いくママ娘の現状と今までのいくママ娘

現在、いくママ娘の読書量は一般的な部類ではないかなと思っています。

一ヶ月に数冊は読む程度のペース。

熱中している時はガンガンに進みますが、忙しくなってきたり途中で飽きてくると遅々として進まなくなる・・・。

 

まぁ、一般的ですね。

 

 

そんないくママ娘の好きな作家さんは、辻村深月さん。

きっかけは中学3年生の時に読んだ「ツナグ」でした。

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以来、「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」、「ハケンアニメ」等色々読み漁っています。

最近の「鏡の孤城」もお気に入りの様子^^

 

実は「ツナグ」は小学校高学年の頃、一緒に映画も観たのですがその時は全くのスルーでした。

松坂桃李さんが主演で優しく、深い味わいの映画に仕上がっているなぁといくママは思ったのですが、小学生には少し難しかったみたいですね。

いくママ娘はあまり思考回路が複雑なタチではないので、人の深い想いとか、複雑に絡み合った人間模様とか、感情の裏返し・・・とかがあまりよくわからないようでした。

中学生になってやっと感情が追いついたのかな?

 

 

そんなわけで、小学校時代はあまり深いお話は好まず、もっぱら「青い鳥文庫」を読んでいました。

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↑KZは大好きでしたね。

シリーズで沢山出ていたので、読んでも読んでも次がある!

とても夢中になっていました。

 

後は「怪盗レッド」とか。

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こんなライトノベルな本ですが、読むのは大好きで1週間に2〜3冊は読んでいたような気がします。

 

 


思えばいくママ娘は幼稚園の頃から本に埋もれていました。

毎週図書館に行き、片っ端から絵本を沢山借りて家に置いておくのです。

いくママ娘が読むとか読まないとかは関係なく、色んなジャンルの本を借りました。

 

そしていくママ娘が「読んだ」と言った本は記録用ノートにタイトルを記入してあげ、カウントしてあげました。

するといくママ娘はそうやって記入されるのが嬉しくて、沢山読んではいくママに教えてきました。

でも強制されるとイヤになるので、読まない本はそのまま翌週図書館に返しました。

 

大体で数えても、1年間で500冊位は読んだんじゃないかと思います。

 

 

 

でも、じゃぁいくママ娘は頭が良いの??

 

 

と聞かれると、ちょっと首を傾げてしまいます・笑。

いくママ娘自身も、

「国語は苦手だし、作文は好きじゃない・・・」

とよく言います。

 

 

読書家ならば、勉学的にも秀才である。

と言うのはどうやら、真実ではないかなと思います。

 

 

そこで、気付いた事が3つありますので、以下にそれを並べてみますね。

 

 

気付いた事1 「読書をする」+αが必要

「読書をすると頭が良くなる」

と言う公式には、単に「本を読む」だけではダメなのではないでしょうか。

 

読書をした上で得た知識を反芻したり、吟味したり、頭の中で色々試行錯誤する時間が必要だと思うんです。

 

登場人物はどうしてあの時、こう言ったんだろう?

あの子は、どうしてそんな行動に出たんだろう?

 

頭の中の空き時間で、そうやって思いを巡らせる時間が必要なのです。

そして、その心情心理と自らの蓄積してきた実体験を持ち出して共感する瞬間が必要。

 

怒られると悲しくて涙が出ると言う事は、怒られて悲しくて涙が出た人にしか共感できません。

はたまた小説の中の人物は、怒られると涙も出ない程に悲しい気分になるのかもしれません。

そこで、

「あぁ、私は涙が出るけど、この子は涙さえ出ない程の悲しみを抱くのか」

と理解する。

 

その子の読書によるそういう積み重ねが千になり、万になり、蓄積されていく事によって相手の理解や心情描写、行動なんかを理解するようになる。

洞察力がつく。

そういう事ではないでしょうか。

 

 

 

それに気付いてから、いくママはなるべくいくママ娘と読んだ本について話をするようにしました。

「どんな本を読んだのか」

と問えば内容をまとめるスキルの練習になるし、登場人物の心理描写やその人物に関わっていくそれぞれの人の行動は、どんな気持ちを推し量れるか、または自分ならどんな解決方法を提示するかと模索する事が出来ます。

そういう話をしていくことで、「読書をする」+αの力がつくような気がします。

 

 

まぁ、いくママ娘はまとめるのが面倒で、

「ママも読んでみて」

と一言で片付けていましたけどね・苦笑。

 

 

気付いた事2 興味がなければ時間のムダ

例えば世界名作全集とか、こども新聞とか、いくママ娘に読んで欲しいものは沢山ありました。

 

けれど、それをちょっと強引に勧めても、

「どうだった? 」

「うん・・・(よくわかんない)」

で終わってしまいました。

 

字面を追っているだけで、内容や中身が一切頭に入ってこない、残らないのです。

物凄く徒労でした。

 

 

気付いた事3 必ずしも「本」と言うカタチでなくていい

いくママ娘は本を読みますが、同時に無類のマンガ好きだったりもします。

テレビアニメも好きですし、ドラマも良く観ます。

 

そこで気付いたのですが、本の感想を話し合うのと、テレビドラマの内容やその先を予想し合うのは思考回路が似ているのです。

 

確かに読書をすれば「字」を覚えるでしょうし、語彙力も高まるでしょう。

けれどきっと、ドラマを観れば人の行動に裏付けられた気持ちを人間の行動で知る事が出来る。

マンガも、どんな時にどんな表情をするのかを確認しながら進んでいける。

 

「本」は全て自分の想像力でそれらが出来ないと内容のある読書にはなり得ませんが、視覚的に捉えられるそれはそういう「本を読む」為の下準備をフォローしてくれるツールになり得るのです。

どちらか一辺倒はさすがにどうかなと思うのですが、多方面からマンガもテレビも本も嗜む子の方が、人間形成として豊かな表現力を得られるような気がします。

 

 



まとめ

「読書をすると頭が良くなる」

この公式は、残念ながら真実ではないようです。

 

ただ、

「読書で学力を上げることはできる」

こちらは真実だと思っています。

 

 

何故なら、いくママ娘は数学が得意な理系寄りの脳みそなのですが、同時に読解力はそこそこの力を発揮しているからです。

受験生は皆さんそうだと思いますが、国語に時間を割く暇はほとんどないですよね。

数学と英語の容量が大きすぎて、国語にまで手が回らない。。。

 

でもそんな中でもいくママ娘は、国語はそこそこ戦える偏差値をキープし続けていました。

確約に必要な北辰テストの国語でも、偏差値70オーバーを1番多く出しています。

(次点は数学なので、文系というわけではなさそうなのですが・・・)

これは今までの読書量の蓄積かなと思っています。

 

 

また、いくママ娘は読書スピードが早く、量が膨大で有名な中央大学附属高等学校の国語も過去問を最初に解いた時から、時間内に終える事が出来ていました。

全体を精読すると言うよりは、要点だけをかいつまんでパッと次に行く事が出来ていたようです。

 

これは、(どんなグレードにしろ)読書とアニメやドラマの視聴で膨大なデータがいくママ娘に蓄積されて行った結果ではないかなと思っています。

 

そんなわけで、

「読書をすると頭が良くなる」

と言うのは必ずしもそうとは限りませんが、

「読書は国語の勉強の一助を担える」

のではないかなといくママは思っています!

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました♪

勉強法については、これからも記事にしていくつもりです。

どうぞよろしくお願いいたします☆

 

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